うまく言葉にできない悩みも、これからの希望も。自分に合った支援を見つける場所
「働いてみたいけれど、自信がない」
「子どもの得意なことを、もっと伸ばしてあげたい」
「一人では難しい外出や日常生活を支えてほしい」
「福祉サービスを利用したいけれど、何から始めればよいか分からない」
悩みを抱えていても、それがどの福祉サービスにつながるのか、すぐに判断できるとは限りません。必要な支援が分からず、最初の相談までに時間がかかってしまうこともあります。
大阪市平野区にある特定非営利活動法人スカイ・ラヴは、2004年の創立以来、障がいのある方やそのご家族の生活に寄り添ってきました。
就労や生活を支える「アンドロメダ」、子どもの成長を支える「ジェミニ」、自宅での暮らしや外出を支える「ペガサス」、福祉サービスに関する相談を受ける「ペルセウス」。
それぞれ異なる役割を持つ4つの施設が、子どもから大人まで、一人ひとりの現在地とこれからの希望に合わせた支援を行っています。
まだ明確な目標が決まっていなくても大丈夫。
「今の生活を少し変えたい」という気持ちから、一歩を始められます。
自分のペースを大切にしながら、働く未来を描く「アンドロメダ」
「毎日決まった時間に通えるか不安」
「仕事をしたいけれど、自分に何が向いているのか分からない」
「職場でのコミュニケーションに苦手意識がある」
そのような方を、生活の準備から就職後まで支えているのがアンドロメダです。
アンドロメダでは、就労継続支援B型、就労移行支援、自立訓練(生活訓練)、就労定着支援を行っています。
今すぐ就職を目指すことだけが選択肢ではありません。まずは生活リズムを整えることから始めたい方、体調に合わせて作業に取り組みたい方、就職に必要な力を身につけたい方など、それぞれの段階に合った支援を選べます。
作業だけではなく、自分らしく過ごせる居場所へ
就労継続支援B型では、軽作業や内職のほか、画像・動画編集、アート作品制作、お菓子作り、アクセサリー作りなど、さまざまな活動に取り組めます。
運動やダンス、花見、クリスマス会、レクリエーションなども行われており、作業の技術だけでなく、人との関わりや日々の楽しみも大切にしています。
体調や特性に合わせて無理なく通いながら、自分の得意なことや新しい可能性を見つけられる場所です。
通い続ける中で「もっと働きたい」「一般企業への就職を目指したい」という気持ちが生まれた場合には、就労移行支援へ進む選択肢もあります。
就職する力だけでなく、働き続ける力を育てる
就労移行支援では、最長2年間の訓練期間を半年ごとの4段階に分け、一人ひとりの目標に合わせてステップアップしていきます。
パソコン操作、電話対応、名刺交換、ビジネスマナー、清掃、品出し、面接練習、履歴書作成など、実際の職場や就職活動を意識した訓練を行います。
「上司へどのタイミングで声をかければよいか分からない」「指示をうまく理解できるか不安」といった、働き始めてから起こりやすい悩みも想定しながら準備を進められることが特徴です。
また、生活リズムや日常生活のスキルを整える自立訓練、就職後の業務や人間関係、生活面の悩みを支える就労定着支援も行っています。
就職することだけをゴールにせず、安心して働き続けられる状態まで一緒に考えてもらえることが、アンドロメダの大きな魅力です。
就労継続支援B型、就労移行支援、自立訓練については、見学や体験も受け付けています。最初から利用を決めるのではなく、実際の雰囲気や活動内容を見てから検討できます。

子どもの得意と可能性を、家族と一緒に育てる「ジェミニ」
子どもの成長について気になることがあっても、その悩みは一人ひとり異なります。
勉強につまずいている、気持ちの切り替えが難しい、不安が強い、言葉で伝えることが苦手、友達との関わり方に悩んでいる、学校へ行くことが難しい。
ジェミニでは、児童発達支援と放課後等デイサービスを通して、子どもの苦手な部分だけを見るのではなく、興味や得意なことを見つけながら成長を支えています。
個別と集団、両方の経験から「できた」を増やす
個別療育では、学校の宿題や学習に加え、図画工作や創造的な遊びを取り入れながら、その子が興味を持てることや得意なことを探します。
感情のコントロール、不安、場面の切り替えなどに難しさがある子どもには、ABAやCBTの手法に基づいた支援を行います。
不登校の子どもに対しては、メッセージや訪問などを通じてつながりを持ち続け、社会性や自信を育みながら、通学につながるよう支援します。
集団療育では、遊びを通じてルールや順番を学びます。年齢の異なる子ども同士の交流から、相手を思いやる気持ちや、集団の中での振る舞い方も身につけていきます。
多様な専門性を持つスタッフが連携
ジェミニには、教員免許を持つスタッフをはじめ、作業療法士、保育士、公認心理師、社会福祉士、精神保健福祉士、、ABAセラピストなど、多様な資格や専門性を持つスタッフが在籍しています。
学習、運動、心理、生活習慣、発語、コミュニケーションなど、子どもの状態を一つの側面だけで判断せず、それぞれの専門性を生かしながら支援内容を考えます。
生活リズムを整えるための行動記録表、感情カードや視覚スケジュール、発語の練習に活用するアセスメントツールなども取り入れています。
子どもだけでなく、ご家族の悩みにも寄り添う
施設での子どもの様子は、LINEやメール、連絡ノートなどを使って家族と共有します。
「家庭ではどのように接すればよいのだろう」
「施設ではできていることが、自宅ではうまくできない」
そのような悩みも家族だけで抱え込まず、家庭での支援方法をスタッフと一緒に考えられます。
花見、夏祭り、ハロウィン、クリスマス会などの季節行事もあり、療育だけに偏らず、子どもが楽しみながらさまざまな経験を重ねられる環境です。
平野区内は送迎にも対応しており、近隣区からの利用についても相談できます。
苦手なことを直すだけではなく、好きなことや得意なことを見つけ、自信へつなげていく。
ジェミニは、子どもと家族の成長を一緒に支える場所です。
暮らしに必要な支援と、外へ出る楽しみを届ける「ペガサス」
自宅で安心して生活を続けること。
病院や買い物へ出かけること。
映画やカラオケを楽しむこと。
電車やバスを利用して、行きたい場所へ向かうこと。
どれも、その人らしい生活をつくる大切な時間です。
ペガサスでは、居宅介護、重度訪問介護、移動支援、同行援護、行動援護という5つのサービスを行い、自宅での生活から外出までを支えています。
自宅で安心して暮らすためのサポート
居宅介護では、自宅での食事や掃除、身体介護、通院などを支援します。
重度訪問介護では、常に介護を必要とする方に対して、入浴、排せつ、食事、自宅での生活、外出時の移動などを総合的に支えます。
本人が住み慣れた場所で生活を続けられるよう、必要な部分をヘルパーが支えるサービスです。
「行ってみたい」を、安心して実現できる外出へ
移動支援では、映画やカラオケなどの余暇活動、公共交通機関の利用、外出中のお金の管理などをサポートします。
「一人で出かけるのは不安だけれど、行ってみたい場所がある」
「休日をもっと楽しく過ごしたい」
そのような希望に寄り添い、基本的に利用者一人に対してヘルパー一人が付きながら、外出の時間を支えます。
視覚障がいによって移動に大きな困難がある方には、必要な情報提供や介護を行う同行援護があります。
また、一人で行動するときに危険へ気づくことが難しい方や、外出先でどう対応すればよいか分からなくなる方には、安全に行動できるよう支える行動援護があります。
ペガサスが支えているのは、単なる移動や介助だけではありません。
外へ出る経験、人と過ごす時間、好きなことを楽しむ機会を増やし、生活の選択肢を広げていくことも大切にしています。

「どこへ相談すればいいか分からない」を受け止める「ペルセウス」
福祉サービスを利用したいと思っても、制度やサービスの種類は多く、自分や家族だけで必要な支援を選ぶことは簡単ではありません。
「利用できるサービスを知りたい」
「生活上の困りごとを整理したい」
「子どもに必要な支援を一緒に考えてほしい」
「複数の事業所や支援者との調整が難しい」
そのようなときに、相談の入口となるのがペルセウスです。
ペルセウスでは、計画相談支援、障がい児相談、一般相談支援を行っています。本人や家族の希望、生活状況、心身の状態などを確認しながら、必要な福祉サービスや今後の支援について一緒に考えます。
相談する時点で、利用したいサービスが決まっている必要はありません。
「何に困っているのか、自分でもうまく説明できない」
「まず何から話せばよいか分からない」
そのような段階でも、現在の生活や不安を一つずつ整理しながら、必要な支援につなげていきます。
一人で制度を調べ、すべてを判断するのではなく、これからの生活を相談員と一緒に組み立てられることが、ペルセウスの役割です。

一人ひとりに合った「最初の一歩」を見つけるために
スカイ・ラヴの魅力は、さまざまな福祉サービスがあることだけではありません。
働く準備を始めたい方。
子どもの成長について相談したいご家族。
自宅での生活や外出に支援が必要な方。
利用する福祉サービスを一緒に考えてほしい方。
それぞれの状況や目標に合った相談先があり、今できることから無理なく始められます。
所在地は大阪市平野区瓜破。地下鉄谷町線「喜連瓜破駅」2番出口から南へ徒歩約2分、大阪シティバス「地下鉄喜連瓜破」停留所からもすぐの場所にあります。
利用を検討する際に、最初から大きな目標を決める必要はありません。
「少し生活リズムを整えたい」
「子どものことを誰かに相談したい」
「一人では難しかった場所へ出かけてみたい」
「いつか働けるようになりたい」
その小さな希望が、新しい生活への入り口になります。
アンドロメダ、ジェミニ、ペガサス、ペルセウス。
4つの施設が、一人ひとりの気持ちを置き去りにせず、自分らしい暮らしと未来へ進むための一歩を支えています。
