初代から受け継がれる味を、家族の想いで未来へ。小樽の郷土料理店「かすべ」

初代から受け継がれる味を、家族の想いで未来へ。小樽の郷土料理店「かすべ」

初代から受け継ぐ味が、小樽の歴史を語り続ける。

名物トロイカ鍋とカーシャ。歴史と郷土料理を味わう小樽の名店。

北海道・小樽市花園に店を構える「かすべ」は、長年にわたり地元の人々に親しまれてきた郷土料理店です。

約1年間の休業を経て、初代の娘姉妹と息子の家族3人によって再び暖簾が掲げられました。初代から受け継いだ味を大切に守りながら、小樽近海で水揚げされた新鮮な魚介や北海道産の旬の食材を使った料理で、多くのお客様を迎えています。

看板料理の「トロイカ鍋」をはじめ、北海道の旬を味わえる一品料理、日本酒との組み合わせなど、ここでしか味わえない魅力が詰まっています。

小樽の歴史と食文化、そして家族が受け継ぐ温かな想いに触れられる一軒です。


創業から受け継がれる名物「トロイカ鍋」

「かすべ」を訪れた多くのお客様が注文する名物料理が、創業当時から受け継がれてきた「トロイカ鍋」です。

その名前は、ロシアの三頭立て馬ぞり「トロイカ」に由来しています。

丸一日かけて丁寧に仕込むスープには、白菜やタケノコ、小樽近海で水揚げされたホタテやホッキ貝、ナンバンエビなど、北海道ならではの食材がふんだんに使用されています。素材それぞれの旨みが溶け込み、最後の一滴まで飲み干したくなる奥深い味わいを楽しめます。

鍋を囲みながらゆっくりと食事を楽しめることから、家族の団らんや友人との食事はもちろん、接待や会食でも人気です。また、一人用の醤油味トロイカ鍋も用意されているため、一人でも気軽に名物料理を味わえます。

長い年月をかけて守り続けられてきた「かすべ」の看板料理は、小樽を訪れたらぜひ味わいたい逸品です。


郷土料理「カーシャ」

「かすべ」の魅力は、トロイカ鍋だけではありません。

もう一つの名物として親しまれているのが、「カーシャ」です。

カーシャは、初代から受け継ぐ汁物で、創業当時から変わらぬ製法で大切に守られてきました。現在では提供する店舗も少なく、長い歴史とともに受け継がれてきた「かすべ」ならではの郷土料理となっています。

料理には、北海道の豊かな食材と食文化が自然に溶け込み、一口味わうごとに昔ながらの温かさを感じられます。

単なる郷土料理ではなく、初代の歩んできた歴史や想いを今に伝える一品でもあり、トロイカ鍋とともに「かすべ」を代表する味として多くのお客様に親しまれています。

北海道の食文化と歴史を同時に味わえることも、このお店ならではの大きな魅力です。


北海道の旬を味わう、小樽ならではの料理

「かすべ」では、料理に使用する食材にも強いこだわりがあります。

魚介は小樽近海で水揚げされた新鮮なものを中心に仕入れ、その日のおすすめとして提供。季節によって内容が変わるため、訪れるたびに違った北海道の旬を楽しめます。

野菜は赤井川村の契約農家から仕入れる新鮮な地場野菜を使用し、炭火焼きや串焼き、ホイル焼きなど素材本来の美味しさを生かした料理へと仕上げています。

春夏秋冬、それぞれの季節に合わせてウニやいくらなど北海道ならではの味覚も登場し、その時期ならではの贅沢を堪能できます。

また、自家製塩辛をはじめとする一品料理も充実しており、お酒とともにゆっくり楽しめることも魅力の一つです。


昭和の趣を残す、歴史ある空間

店内には、創業当時から受け継がれる趣ある空間が広がっています。

現代では珍しい土間や、存在感のあるタモ材の一枚板カウンター、木の温もりを感じられる内装など、昔ながらの雰囲気を大切に残しています。

囲炉裏や鉄瓶が置かれた店内では、どこか懐かしく、時間がゆっくり流れるような落ち着いた空気が漂います。

カウンター席では一人でもゆっくりと食事を楽しめるほか、個室も用意されているため、家族との食事や接待、記念日など幅広いシーンで利用できます。

料理だけでなく、歴史ある空間そのものも「かすべ」を訪れる楽しみの一つです。


希少な酒器「ゴッペ」で味わう日本酒と郷土料理

「かすべ」では、料理に合わせて日本酒も楽しめます。

神酒五平や宝川などの日本酒を取り揃え、料理との相性を考えながら提供しています。

特に特徴的なのが、現在では珍しい酒器「ゴッペ」です。素焼きならではの柔らかな口当たりが特徴で、囲炉裏で温めることで日本酒がよりまろやかな味わいになります。

トロイカ鍋カーシャ、自家製塩辛などの郷土料理とともに味わえば、小樽ならではの食文化をより深く感じられるでしょう。

歴史ある店内でゆっくりと盃を傾ける時間は、旅の思い出をより特別なものにしてくれます。


初代の想いを受け継ぎ、これからも小樽の味を守り続ける

約1年間の休業を経て再スタートした「かすべ」

初代が築き上げた伝統の味を受け継ぎながら、家族だからこそできる温かなおもてなしと、小樽ならではの食文化を大切に守り続けています。

創業から変わらないトロイカ鍋やカーシャ、北海道の旬を生かした料理、そして歴史を感じる店内空間。そのすべてが、「また訪れたい」と思わせてくれる理由です。

小樽を訪れた際には、北海道の味覚だけでなく、この土地で受け継がれてきた歴史や文化、人の温かさまで味わえる「かすべ」で、心に残るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

📝 まとめ
初代から受け継がれてきた名物「トロイカ鍋」と、郷土料理「カーシャ」を今に守り続ける「かすべ」。

約1年間の休業を経て、初代の娘姉妹と息子の家族3人によって再び暖簾が掲げられ、変わらぬ味と温かなおもてなしで多くの人を迎えています。

小樽近海の新鮮な魚介や赤井川村の野菜など、北海道ならではの食材を生かした料理と、歴史ある趣深い空間は、この店だからこそ味わえる大きな魅力です。

郷土料理を味わうだけでなく、その背景にある歴史や文化、人々の想いに触れられることも「かすべ」ならではの価値といえるでしょう。

小樽を訪れた際には、世代を超えて受け継がれてきた味と、ゆったりと流れる時間を楽しみながら、北海道の食文化を存分に堪能してみてはいかがでしょうか。
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