英国から群馬へ渡った本物の古城。ロックハート城で物語の中を歩く一日
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英国から群馬へ渡った本物の古城。ロックハート城で物語の中を歩く一日

英国から海を越えた古城で、自分だけの物語を

ロックハート城

歴史ある本物の城を巡り、ドレス体験や庭園散策、愛犬との時間まで楽しめる群馬・高山村のテーマパーク。

ロックハート城

群馬県吾妻郡高山村に広がるロックハート城は、英国スコットランドから移築・復元された歴史ある古城を中心としたテーマパークです。城を見学するだけでなく、ドレスをまとって撮影するプリンセス体験、ミュージアムや英国庭園、愛犬と過ごせるエリア、食事やショッピングなど、さまざまな楽しみ方が一つの敷地に集まっています。

1829年の英国から受け継がれた、本物の古城の物語

ロックハート城の歴史は、英国スコットランドへとつながっています。現在の城は1829年、エジンバラの南西約50kmの地にウィリアム・ロックハートによって建てられました。

日本への移築計画が動き始めたのは1987年です。俳優・津川雅彦氏が英国の本物の城館を日本へ移築・復元する計画を立ち上げ、翌1988年には城の解体作業が始まりました。約7か月をかけて建物はおよそ4,000個、重量約600トンの石材へと分解され、約30個のコンテナに収められて日本へ運ばれています。

その後、1992年に群馬県高山村で復元工事が始まり、1993年4月6日に完成。英国で長い時間を刻んできた石材そのものを日本へ運び、再び城として組み上げたという歩みが、現在のロックハート城の大きな背景となっています。

石造りの城や中世ヨーロッパを思わせる街並みは、単に異国の雰囲気を再現するために造られた空間ではありません。実際に英国から渡ってきた城の歴史と、その城を日本で再生した物語が重なっているからこそ、建物を見ること自体が一つの体験になります。


城を「見る」だけで終わらない、多彩な館内スポット

ロックハート城の楽しみ方は、古城の外観を眺めるだけではありません。

城内には、ロックハート城の歴史に触れる「ヒストリーミュージアム」や、その物語を映像で知ることができる「ロックハートミニシアター」を設けています。2階にはコスチュームジュエリーなどを展示する「ジュエリーミュージアム」、世界各地から集められたサンタクロースが並ぶ「世界のサンタミュージアム」、さらに「シャーロックホームズの部屋」などがあり、フロアを巡りながら異なるテーマの世界を楽しめます。

屋外にも、花木と庭園の景観を楽しめる「英国庭園ウィリアムズガーデン」、恐竜の化石や鉱石を展示する「ストーンアカデミー」、石の形を生かした作品を展示する「ペインティングストーンミュージアム」など、さまざまな施設が点在しています。

歴史、英国文化、ジュエリー、庭園、石といった複数のテーマを一度に巡れるため、興味のある場所を選びながら自分なりの順路を組み立てられます。

2025年には、開園以来初となるグランドリニューアル「彩再建(さいさいけん)」を実施しました。歴史ある城の魅力を受け継ぎながら、シャーロック・ホームズの世界観を楽しめる展示、ミニシアター、ペットエリア、英国文化に触れるティールームなどを整備。古城が持つ歴史を残しながら、新たな体験を加える形で施設全体を更新しています。


ドレスを選ぶところから始まる「プリンセス体験」

ロックハート城を象徴する体験の一つが、古城を舞台にしたプリンセス体験です。

成人用ドレスは350着、メンズ正装50着、子ども用ドレス・タキシード100着を用意。成人用は5号から25号、メンズはSから4L、子ども用は80cmから160cmまで幅広いサイズをそろえています。ウィッグやティアラなどの小物も用意され、ドレスを選んで着替えた後は、城内や庭園などで写真撮影を楽しめます。

体験そのものは予約不要で、当日の受付順で利用できます。年齢制限も設けられておらず、子どもから大人まで参加できるのも特徴です。自分のカメラやスマートフォンによる城内・庭園でのスナップ撮影も可能です。なお、三脚やレフ板などの機材を使用する場合や商用撮影には別途条件があります。

古城を背景として眺めるのではなく、自分自身が衣装をまとってその空間に入り込めることが、この体験ならではのポイントです。家族や友人、カップル、それぞれの形で一日の記憶を写真として残せます。

プロカメラマンによる撮影にも対応しており、土日祝日は予約不要、平日は事前予約制となっています。観光の一場面として気軽に楽しむ方法から、本格的に写真を残す方法まで選べる体験となっています。


愛犬も一緒に、城内から森まで巡れる場所へ

ロックハート城では、ペットと一緒に過ごせる環境づくりにも取り組んでいます。

約10万平方メートルの敷地には、森や坂道、石段、庭園、中世ヨーロッパを思わせる石造りの建物などが広がり、その多くをペット同伴で楽しめます。城内への入館も可能で、リードとマナーパンツの着用など、施設の利用ルールに沿って愛犬と一緒に見学できます。施設内では、できるだけ抱っこやキャリーケースを使用するよう案内されています。

森の中にはドッグラン「ワンダフルフォレスト」を設置。さらに「カフェ&レストラン ワンダフルハート」では、愛犬と一緒に食事ができ、ワンちゃん用のメニューも用意されています。

愛犬向けのドレスやタキシードを利用できるドレス体験もあり、城内の調度品や大理石の階段、屋外の森や城を背景に写真を残すこともできます。

人だけが観光を楽しみ、ペットは待つという過ごし方ではなく、愛犬と一緒に園内を巡り、食事や撮影まで楽しめる選択肢が用意されていることも、現在のロックハート城を形づくる要素の一つです。


食事、ものづくり、英国文化まで。一日の過ごし方を広げる体験

園内には、食事や休憩を楽しめる店舗もそろっています。

「南欧茶房パトリシア」「レストランビッグハート」のほか、本格的な紅茶や季節のフレーバーティーなどを楽しめる「イングリッシュ ティールーム」、愛犬と利用できる「カフェ&レストラン ワンダフルハート」があり、散策や体験の合間に立ち寄れます。

ショップでは天然石を扱う「ストーンショップ」、土産や雑貨を扱う「ハートバザール」、城内の「ギャラリー&ショップ」などを利用できます。

体験メニューも多彩です。天然石を組み合わせたオリジナルブレスレット作りやスノードーム作り、好きな精油を選んで香りを組み合わせるアロマ作りなど、自分の手で形に残せるものがあります。さらに、中世の街並みや城を舞台に謎を解き進める「ロイヤルハート・ミステリー」など、敷地そのものを生かしたプログラムも用意されています。

古城を見る、写真を撮る、ミュージアムを巡る、ものづくりをする、庭園を歩く、食事をする。一つの目的だけに限定せず、その日の同行者や興味に合わせて過ごし方を組み立てられるのがロックハート城です。


結婚式という特別な一日にも受け継がれる古城の空間

ロックハート城は観光施設であると同時に、結婚式の舞台としても使われています。

ブライダルサロンでは、古城を舞台とした挙式や披露宴を案内しています。敷地内には、アンティークのステンドグラスを備えた独立型チャペル「セントローレンス教会」があり、披露宴会場として「スクーン」や「タリスマン」などの空間も用意されています。

ウエディングだけでなく、フォトウエディングやプロポーズについても相談できるなど、日常の観光とは異なる節目の時間にも古城のロケーションが活用されています。

1829年に英国で建てられた城が、海を越え、石材へと姿を変え、群馬県高山村で再び一つの建物として組み上げられたロックハート城。その空間は現在、歴史を知る場所であると同時に、観光、写真、食事、ペットとの時間、そして人生の節目まで、さまざまな思い出を重ねる舞台となっています。


初めて訪れるときに知っておきたい利用情報

ロックハート城は年中無休で、営業時間は9:00〜17:00、最終入場は16:30です。見学時間は、園内全体をゆっくり巡り、食事やドレス体験を含める場合で約2〜3時間が目安とされています。

入場料金は2026年10月2日時点で、大人1,300円、中高生1,100円、小人(4才〜小学生)600円、ワンちゃん600円。料金・利用条件は変更される場合があるため、来園前の確認が適しています。

車の場合は約400台分の無料駐車場を利用できます。公共交通機関ではJR上越線「沼田駅」からバス約20分・タクシー約15分、JR上越新幹線「上毛高原駅」からタクシー約20分が目安です。

施設情報

  • 施設名:ロックハート城
  • 所在地:〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山5583-1
  • 業種:テーマパーク・観光施設
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 最終入場:16:30
  • 定休日:年中無休
  • 駐車場:約400台・無料
  • 公式サイト:https://lockheart.info/

🏢企業情報

会社名 ロックハート城
業種 レジャー・施設
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