有限会社 観音池ポーク
宮崎県都城市高城町で生まれた銘柄豚「観音池ポーク」。地域の養豚農家が集まり、飼料や育て方を研究しながら、豚肉のおいしさを追求してきました。やわらかな肉質と臭みの少なさを特徴とする豚肉は、しゃぶしゃぶをはじめとするさまざまな料理で楽しめます。

しゃぶしゃぶで楽しむ、観音池ポーク本来のおいしさ
薄く切った豚肉を温かいだしにくぐらせ、素材の味わいを楽しむしゃぶしゃぶ。シンプルな料理だからこそ、肉そのものの特徴を感じやすい食べ方です。
宮崎県都城市で育まれる「観音池ポーク」は、やわらかな肉質と、豚肉特有の臭みの少なさを追求してきた銘柄豚です。
肉のおいしさを左右するものは、調理方法だけではありません。どのような品種を掛け合わせ、どのような飼料を与え、どのように育てるか。観音池ポークでは、食卓に届く前の生産段階から肉質づくりに取り組んできました。
しゃぶしゃぶのように肉を中心に味わう料理では、こうした生産への取り組みが、素材を選ぶ際の大切なポイントになります。
日々の食卓で楽しむ豚肉だからこそ、素材そのものに目を向ける。その考え方につながるのが、観音池ポークの豚肉づくりです。


1990年、地域の養豚農家の想いから始まった豚肉づくり
観音池ポークの始まりは、1990年(平成2年)にさかのぼります。
宮崎県都城市の地域の養豚農家が集まり、消費者に安心して食べてもらえる豚肉を生産したいという想いから、「観音池ポーク研究会」を設立しました。
豚肉を育てる側が、自分たちのつくる肉の品質に向き合い、おいしさを追求していく。その姿勢が、観音池ポークの原点となっています。
研究を重ねるなかで注目したのが、豚に与える飼料です。
豚肉の品質を考えるうえで、飼育環境だけでなく、日々口にするものにも目を向ける。飼料の研究と改善を積み重ねることで、肉質の向上を図ってきました。
観音池ポークが大切にしているのは、単に豚肉を販売することではありません。
生産する側が品質と向き合い、食べる人のことを考えながら豚肉を育てること。
1990年に始まった取り組みは、観音池ポークのものづくりを支える考え方として受け継がれています。
飼料へのこだわりが生み出す、やわらかな肉質
観音池ポークの肉づくりで特徴的なのが、飼料への取り組みです。
研究を重ねるなかで採用したのが、自然由来の炭素飼料「ネッカリッチ」です。
この飼料の導入により、豚肉特有の臭みが少なく、やわらかい肉質を実現してきました。
さらに、食品工場から出るパンの耳などを原料とする「エコフィード(リサイクル飼料)」も取り入れています。
食品資源を飼料として活用することで、豚肉の生産と資源の有効利用を結びつけています。
もう一つの特徴が「笹サイレージ」です。
これは、放置竹林の竹を粉砕し、乳酸発酵させてつくられる飼料です。地域に存在する竹を活用する取り組みでもあり、観音池ポークではこうした素材を豚の飼料に取り入れています。
ネッカリッチ、エコフィード、笹サイレージ。
それぞれ異なる特徴を持つ飼料を活用しながら、おいしさ、安全性、環境面への配慮を組み合わせた豚肉づくりに取り組んでいます。
また、医薬品残留検査などの生産情報を積極的に公開することも、品質への取り組みの一つです。
肉そのものの品質だけでなく、どのように育てられた豚肉なのか。その背景にも目を向けていることが、観音池ポークの特徴です。

三元交配による、品種の特徴を生かした豚肉生産
観音池ポークでは、異なる3つの品種を掛け合わせる「三元交配」という方法で豚を生産しています。
具体的には、ランドレース種と大ヨークシャー種を親に持つLW(またはWL)に、デュロック種を掛け合わせたLWD(またはWLD)という組み合わせです。
三元交配による品種の組み合わせと、飼料への工夫。
観音池ポークでは、このような生産方法を通じて豚肉の品質づくりに向き合っています。
しゃぶしゃぶ用の薄切り肉を選ぶ際にも、肉の部位だけでなく、どのような方法で育てられた豚なのかを知ることで、素材への理解が深まります。
日常的に食べる機会の多い豚肉。その一枚一枚の背景には、品種の選択から飼料の研究まで、生産現場で積み重ねられてきた取り組みがあります。

豚肉を余すことなく味わってほしい。メンチカツづくりへの挑戦
観音池ポークの取り組みは、精肉の生産だけにとどまりません。
2004年(平成16年)には、メンチカツをはじめとする惣菜の販売を開始しました。
その背景にあったのは、自分たちが丹精込めて育てた豚を、一頭まるごと、どの部位も余すことなく食べてもらいたいという想いです。
女性スタッフたちが中心となり、観音池ポークを使ったメンチカツの開発に取り組みました。
こうして生まれたメンチカツは、ジューシーな肉汁と、ふんわりとした食感を特徴とする商品です。
豚肉そのものを味わう精肉と、調理・加工によって新しい楽しみ方を届ける惣菜。
食べ方は異なりますが、どちらにも共通しているのは、自分たちが育てた豚肉を食卓へ届けたいという想いです。
しゃぶしゃぶのように素材の味を楽しむ料理から、メンチカツのように加工して味わう一品まで、観音池ポークは豚肉の多様な楽しみ方を形にしてきました。

食卓から生産者の想いへ。観音池ポークが届けたいもの
私たちの食卓に身近な豚肉。
日々の料理で使う食材である一方、その豚肉がどのように育てられ、どのような工夫を経て届けられるのかを知る機会は、決して多くありません。
観音池ポークは、地域の養豚農家が集まった研究会を出発点に、飼料の研究、品種の組み合わせ、加工品づくりへと取り組みを広げてきました。
しゃぶしゃぶで一枚ずつ味わうときにも、惣菜として手軽に楽しむときにも、その中心にあるのは豚肉そのものです。
生産者が品質に向き合い、育てた豚肉を食卓へ届ける。
宮崎県都城市から発信する観音池ポークの取り組みには、日常の食事を通じて、生産と食卓のつながりを考えるきっかけがあります。
企業情報
- 会社名: 有限会社観音池ポーク
- 所在地: 〒885-1205 宮崎県都城市高城町石山147-1
- 主な取扱分野: 豚肉、食肉加工品、惣菜
- 代表ブランド: 観音池ポーク
- 公式サイト: kannonike-pork.jp