ヴィドル株式会社
大阪府堺市に拠点を置くヴィドル株式会社は、コーティング剤の企画・製造から施工までを手がけるコーティングメーカーです。スマートフォンや革製品、住宅、家具、車など、身の回りのさまざまなものを対象に、素材ごとに専用の材料を開発・展開しています。対象の素材と、お客様が望む仕上がりの両方から最適な材料を選ぶ「見立て」が、同社の最大の特徴です。
1. スマートフォンから住まいまで、身近なものを幅広くコーティング
毎日手にするスマートフォン、気に入って購入したアクセサリーや革製品、住まいのフローリングや水回り、そして車。日常の中には、できるだけきれいな状態で長く使いたいものが数多くあります。
ヴィドルが扱う各種コーティング剤は、こうした幅広い対象に対応しています。スマートフォンやアクセサリー、革製品やスニーカー、住宅のフローリングや水回り、外壁、車のボディやシート、建築物の外構まで、美観の維持や保護、劣化の抑制といった目的に応じたコーティングを提案しています。
コーティングというと、車のボディや住宅設備をイメージする人も少なくありません。しかしヴィドルでは、日常的に持ち歩くスマートフォンも施工対象に含めています。新しいスマートフォンを手にしたとき、「購入時の状態のまま使い続けたい」と考える人にとって、コーティングは有力な選択肢です。新型iPhoneの発売を機に、ヴィドルはスマートフォンユーザーへのコーティングにも力を入れています。

2. 万能ではなく、適材適所。ヴィドルの「見立て」という考え方
身の回りにあるものは、素材も使われ方もそれぞれ異なります。樹脂と金属、ガラスと革とでは、表面の性質も、汚れや傷の付き方も、適した保護の方法もまったく違います。どんな素材にも使える一本のコーティング剤は便利ですが、それぞれの素材が持つ性質を最大限に活かせるとは限りません。
そこでヴィドルは、素材ごとに専用のコーティング剤を開発し、複数の材料を揃えています。さらに同じ素材であっても、お客様がどんな仕上がりを望むかによって材料を選び直します。
素材を見極める。望む結果から逆算して選ぶ。
この二段階の「見立て」によって、対象物にとっても、持ち主にとっても最適なコーティングを提案できることが、ヴィドルの事業の核になっています。その考え方が最もよく表れているのが、革製品へのコーティングです。

3. 革を見極め、望む仕上がりから選ぶ。クリスマスギフトを「使う前」に守る
財布やバッグ、革小物は、クリスマスの贈り物として選ばれることの多いアイテムです。一方で革は、雨染みや手の皮脂による黒ずみ、デニムからの色移りなど、一度付くと元に戻しにくい汚れを受けやすい素材でもあります。だからこそ、汚れてから落とすのではなく、新品のうちに守っておくことに意味があります。
ただし、革のコーティングに万能な答えはありません。ひと口に革といっても、表面に仕上げ層を持つスムースレザー、毛足のある起毛革のヌバック、素の状態に近くシミになりやすいヌメ革とでは、性質も、汚れの入り方も、適した保護の方法もまったく異なるからです。
そこでヴィドルでは、まず革の種類を見極め、それぞれに専用の材料を使い分けています。スムースレザーにはそれ専用のガラスコート、ヌバックには毛足を寝かせずに撥水防汚専用ガラスコート、ヌメ革には自然な質感をキープしたまま施工できる専用材料と施工方法。というように、素材ごとに専用のコーティング剤でそれぞれの施工方法で施工します。
さらにヴィドルの特徴は、同じ素材であっても、お客様が望む仕上がりに応じて材料を選び直すことにあります。たとえばスムースレザーでも、撥水・防汚性を最優先したい場合と、ツヤを抑えて素の質感をそのまま残したい場合とでは、使う材料が変わります。ヌメ革であれば、経年変化を楽しみながら守りたいのか、できるだけ購入時の色を保ちたいのかによっても、最適な選択は異なります。
ヴィドルは、革製品の保護コーティングに関する知識や施工基準の整備を目的とした団体の運営にも携わっています。
新しい財布やバッグを手にしたとき、大切な人へ革製品を贈るとき。その革にとって、そして持ち主にとって最適な守り方を選ぶことが、長く付き合うための最初の手入れになります。

4. 見立てを支える、「メーカー」であり「施工者」であること
こうした見立てができるのは、ヴィドルがコーティング剤を自社で企画・製造するメーカーであり、同時に施工の現場にも立っているからです。材料の性質を開発段階から理解していること。そして実際の素材や汚れ、使われ方を現場で見ていること。その両方があって初めて、素材と目的に合わせた材料選びが可能になります。
施工サービスの対象は幅広く、鉄道車両や、温浴施設、鉄道駅のホームや陸屋根の防水工事から、スマートフォン、住宅の床や家具、車の内外装など、多種多様な場所での施工実績を持っています。ホームケアでは、キッチンや浴室といった日常的に使う場所のクリーニングとコーティングを実施。車については、洗車や研磨、コーティング、メンテナンスを組み合わせたサービスを提供しています。
会社としては、コーティング塗装材や研磨剤、補修材などの企画・製造、コーティング施工、フランチャイズ事業を手がけています。全国の施工店舗「コーティングスミス」も、ヴィドルの材料と技術を各地に届ける拠点です。

5. 自分で使いたい人へ。手軽な汎用コーティング剤とオンライン販売
ヴィドルの製品は、施工を依頼するだけでなく、自分で購入して使うこともできます。
その入口となるのが、汎用コーティング剤「VIDR-Ft」です。プラスチック、革、車のボディ、窓ガラス、金属など幅広い素材に使え、汚れや擦れ傷の対策として身の回りのものを手軽にケアできます。一本で多くの素材をカバーできる手軽さが特徴で、コーティングを初めて試す人にも扱いやすい製品です。
また、布やレザー、合成繊維など染み込みやすい素材向けには、スプレータイプの「VIDR-H.Fv」も展開しています。衣類やスニーカー、アウトドア用品などに撥水・防汚性を持たせたいときに適しています。
一方で、ブランドの革製品や長く大切に使いたいもの、仕上がりにこだわりたいものは、素材と目的を見極めて専用材料を選ぶ施工サービスがおすすめです。手軽なセルフケアと、見立てによる本格的な施工。目的に応じて選べる二つの入口を用意しています。
製品は公式オンラインストアやAmazonのほか、コーティングスミスの店舗やホームセンターなどでも取り扱っています。

企業情報
- 会社名:ヴィドル株式会社
- 代表者:代表取締役 小原 彰
- 所在地:大阪府堺市堺区錦之町東2-1-7
- 事業:コーティング関連製品の企画・製造、コーティング施工、フランチャイズ事業など
- 公式サイト:https://vidr.co.jp/
- お問い合わせ:https://vidr.co.jp/company#contact
- オンラインショップ:https://vidr.store/