古墳の中を歩き、埴輪と出会う。いましろ大王の杜で古代を身近に感じる一日
レジャー・施設

古墳の中を歩き、埴輪と出会う。いましろ大王の杜で古代を身近に感じる一日

古墳を歩き、古代と出会う。

いましろ大王の杜

大王墓のスケールを自分の足で感じ、埴輪と発掘資料から古墳時代をひも解く。史跡公園と博物館で1500年前の古代世界を体感、いましろ大王の杜。

高槻市の「いましろ大王の杜」は、史跡今城塚古墳公園と博物館今城塚古代歴史館を一緒に楽しめる場所です。

古墳を遠くから眺めるだけではなく、実際に墳丘や周辺を歩き、復元した埴輪祭祀場を間近に見ながら、大王墓のスケールを体感していただけます。古墳では緑の中を散策し、博物館では発掘調査で明らかになった古墳づくりの様子や出土した資料から、当時の文化を学ぶことができます。

歴史が好きな方はもちろん、お子さまと一緒に古代の文化に触れたいご家族や、ゆっくり公園を歩きたい方にも、それぞれの過ごし方で楽しんでいただける場所です。

6世紀の大王墓を、自分の足で歩いて感じる

史跡今城塚古墳は、今から1500年前の6世紀前半につくられたとされる前方後円墳です。墳丘は全長181メートルあり、その周囲には二重の濠がめぐっています。第26代継体天皇の真の陵墓と考えられている古墳でありながら、自由に立ち入ることができる公園として整備されています。墳丘や堤を歩きながら古墳の大きさを感じられるのが特徴です。

古墳公園は約9ヘクタール。内堤は一周約1キロメートルで、散策やウォーキングをしながら、場所によって変わる古墳の見え方を楽しめます。木立に包まれた墳丘、濠、芝生が続く景観の中に、古代の人々がつくった古墳の大きさや立体感が自然に見えてきます。

古墳を外側から眺めるだけでなく、その空間の中へ入って歩けることが、今城塚古墳ならではの体験です。歴史の知識がなくても、まずは歩いて、気になった場所を見つけるところから楽しんでいただけます。晴れた日には内濠の芝生や堤のベンチでゆっくり過ごすこともできます。

季節ごとに木々や芝生の表情も変わるため、同じ道を歩いても時期によって異なる印象を味わえます。古墳を身近な風景として感じていただけるよう、公園としての過ごしやすさと史跡としての学びが同じ場所にあります。公園は終日利用でき、入園料は無料です。

200点以上の埴輪がつくる、古代の祭祀空間

古墳公園の中で、ぜひ足を止めて見ていただきたいのが埴輪祭祀場です。家や塀、大刀や盾、巫女や武人、力士、馬や牛、鳥など、さまざまな埴輪が並んでいます。

発掘調査では、堤に設けた張り出しから、家・人物・動物など200点以上の形象埴が見つかりました。これほど多くの埴輪が並んでいるのは全国でもここだけ。

古墳公園では、発掘調査で見つかった場所に、同じ形、同じサイズのレプリカを並べているので、今から1500年前の古墳完成時の姿を同じ空間で味わうことができます。

埴輪を正面から眺めるだけでなく、歩きながら角度を変えると、家形埴輪の大きさ、人物埴輪の姿勢、動物埴輪の配置など、新しい気づきも生まれます。一部は触ることができるため、埴輪の立体感や質感も確かめることができます。

古墳公園で緑の芝生や墳丘の森、復元された埴輪祭祀場で、お子さまと一緒に「これは何を表しているのだろう」と古代のなぞ解きをしながら、散策するのも楽しみ方のひとつです。

発掘成果から古墳づくりをひも解く、今城塚古代歴史館

公園を歩いたあとは、隣接する今城塚古代歴史館で、今城塚古墳がどのようにつくられ、どのようなものが発見されたのかをさらに詳しく知っていただけます。

館内では、発掘調査で明らかになった古墳づくりの工夫を、実物大のジオラマ模型や映像を交えながら紹介しています。実物の埴輪や豊富な出土品に加え、3基の復元石棺なども見どころです。長年の発掘調査で得られた成果から、公園で見た墳丘や濠、埴輪祭祀場がどのような意味を持つのかを順にたどることができます。

先に公園を歩いてから館内へ入れば、「さっき歩いた場所では何が行われていたのか」「大きな古墳はどのように築かれたのか」と、屋外で見た景色と展示内容がつながってきます。反対に、館内で知識を得てから再び公園へ出ると、最初とは違う視点で古墳を見ることもできます。

館内は考古学に詳しくない方でも全体像をたどりやすく、実際の遺跡と展示を行き来しながら理解を深められることが大きな特徴です。展示を見たあとにもう一度屋外へ戻ると、墳丘や濠の見え方もより具体的になります。入館料は無料です。

史跡公園と博物館を行き来して、古代をもっと身近に

いましろ大王の杜では、史跡公園の今城塚古墳と博物館の今城塚古代歴史館を、行き来しながら過ごしていただくことで、古代の歴史をより立体的に感じられます。

まず公園で古墳の大きさや地形を体感し、埴輪祭祀場で当時の儀式を想像する。その後、歴史館で実物資料やジオラマ、映像に触れると、屋外で見たものの意味が少しずつ分かってきます。逆に、先に館内で予備知識を得てから公園へ出る楽しみ方もおすすめです。

今城塚古代歴史館では、埴輪づくりや勾玉づくりなどの体験学習が行われることもあり、子どもから大人まで古代文化に親しんでいただけます。開催内容や日程は時期によって異なるため、参加を希望される場合は事前に確認してからお越しください。

公園は終日利用できるため、歴史館の開館時間に合わせて館内を見学し、その前後にゆっくり公園を歩く組み合わせもしやすくなっています。屋外と屋内を組み合わせられるので、滞在時間に合わせて見学の順番を調整することもできます。歴史をしっかり学びたい日にも、散歩の途中で古代に触れたい日にも、自分のペースでお楽しみいただけます。

施設情報

施設名:いましろ大王の杜(今城塚古墳公園・今城塚古代歴史館)

所在地:大阪府高槻市郡家新町48-8(今城塚古代歴史館)

電話番号:072-682-0820

今城塚古墳公園
開園時間:終日
休園日:なし
入園料:無料

今城塚古代歴史館
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日は開館)、祝日の翌平日、年末年始(12月28日~1月3日)
入館料:無料(特別展は有料の場合あり)

アクセス:JR京都線「摂津富田駅」または阪急京都線「富田駅」から市営バスを利用。「今城塚古墳前」下車。JR高槻駅北からの市営バス利用も可能です。

駐車場:今城塚古代歴史館駐車場 約35台・無料
利用時間:10:00~17:30
歴史館休館日は駐車場を利用できません。

📝 まとめ
いましろ大王の杜は、今城塚古墳という実際の遺跡を歩き、その場で見たものを今城塚古代歴史館の展示で確かめられる場所です。

全長181メートルの墳丘や二重の濠、200点以上の形象埴輪が並ぶ埴輪祭祀場、実物資料やジオラマを展示する歴史館まで、古墳時代をさまざまな角度から感じていただけます。公園は終日利用でき、入園料は無料。歴史館も通常の入館は無料なので、時間をかけてゆっくり巡りたい方にも利用していただきやすい環境です。

屋外でスケールを感じ、館内で背景を知ることで、古墳が「見るもの」から「歩いて理解するもの」へ変わっていきます。埴輪祭祀場で気になった形を館内展示で確かめたり、展示で知った古墳づくりの工夫を公園で見直したりと、見学の順番によって発見が増えていくのも楽しみ方のひとつです。

初めて古墳を訪れる方にも、史跡巡りが好きな方にも、実際の場所と展示を往復することで新しい気づきが生まれます。高槻で歴史に触れる一日を過ごす際には、ぜひ公園と歴史館の両方を続けて巡ってみてください。

🏢企業情報

会社名 いましろ大王の杜
業種 レジャー・施設
← 一覧に戻る

取材をご希望の企業様へ

VERIQ Pressでは、企業の価値を伝えるインタビュー記事の取材を受け付けております。御社の魅力を広く発信しませんか?

お問い合わせはこちら